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公益社団法人日本脳卒中協会 第一三共株式会社 別ウィンドウで開く

心房細動の治療とは?

心房細動の治療は、血栓ができないようにする「抗凝固療法」と、不整脈を起こさないようにする「心臓そのものに対する治療」の2つに分けられます。

「抗凝固薬」には
複数の種類があるので、
ご自分が続けやすい飲み薬を
医師に相談するといいでしょう。

心房細動では血液が固まるのを防ぐために「抗凝固薬」という種類の飲み薬を使います。

以前は種類が限られていましたが、最近では、作用の違いにより、さまざまなお薬が選べるようになっています。

抗凝固薬は、毎日決められた回数を、忘れずに飲み続けることが重要なため、毎日飲み続けやすいかということも大切な視点になります。

  • 食事制限や血液検査などの負担について
  • 1日に何回服用するか(1日1回、1日2回など)

など、ご自分にあった治療薬を、医師とよく相談して決めるとよいでしょう。

「抗凝固薬」を飲んでいる最中は、出血に注意してください。
出血した場合は、
すぐ医師に相談しましょう。

「抗凝固薬」を服用している間は、血液が固まりにくくなっているため、怪我をしたときに血が止まりにくかったり、歯ぐきから出血したり、鼻血、内出血が起きやすくなっています。
そうした出血の症状が現れた場合は、すぐに医師に相談するようにしましょう。

また、かかりつけ医以外の病院で診てもらう際には、必ず現在服用している薬を医師に伝えましょう。
手術を受ける際など、服薬を一時停止させることが必要になる場合があります。

いずれの場合も、医師とよく相談し、対処法や飲み方について説明を受けてください。


心房細動の
治療とは?