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公益社団法人日本脳卒中協会 第一三共株式会社

心房細動による
脳梗塞や後遺症の
リスクとは?

心房細動そのものだけでなく、脳梗塞など「心房細動が原因で起こる可能性のある病気」を きちんと知ることが、心房細動の治療を行う上でとても大切です。
心房細動による「脳梗塞」などの特徴や対処について詳しく学びましょう。

心房細動では、適切な治療を
行わないと
「心不全」に至る
危険性がある場合もあります。

不整脈には心臓そのものに対しての影響としては「良性」のものと「悪性」のものがあり、失神(意識を失って倒れること)、重度の動悸(心臓がどきどきしてつらい)、重度の徐脈(脈が極端に減ってしまう状態)などの症状があらわれるタイプの不整脈は「悪性」だと考えられます。

心房細動は、上記のような症状を起こすことは少なく、かつては「良性」の不整脈だと考えられていましたが、近年、適切な治療を行わないと「心不全」に至る危険性があることが分かってきました。「心不全」とは、心臓のポンプとしての機能が悪くなり、体のすみずみまで必要な血液を送ることができなくなる病気です。

その結果、むくみ、疲れやすさ、脈拍数の増加などの症状が起こります。

「心不全」を防ぐためにも、早期に専門医を受診して、適切な治療を受けましょう。

心房細動による心臓への悪影響