心房細動があると「脳梗塞」を
起こすことがある!?
他にも体のあちこちで塞栓症を
起こす可能性があります。
心房細動は心房内に流れる電気信号の乱れが原因で、心房が細かく激しく震えるように動き、
血液を正常に送り出すことができなくなります。
すると心房内の血液がよどみ、「血液の固まり(血栓)」ができます。この固まりの一部が何かのはずみでちぎ れて血流に乗って(「血栓が飛ぶ」ともいいます)脳の血管を詰まらせた場合に「脳梗塞」が起こります。
ちなみに複数の臓器や組織の血管を詰まらせた場合を「全身性塞栓症」と呼びます。
他の不整脈と治療が異なるので、
診断できちんと見分けることが
大切です。
このように心房細動が原因の不整脈では、他の不整脈とは異なり、「脳梗塞」などを起こさないことが大切になるので、血液が固まるのを防ぐための治療を行う必要があります。
他の不整脈とは治療方針が大きく異なりますから、まずは医師の診断できちんと見分けることが大切です。